Home/index/March 17,2006

Celestial Memories by Madoka Fukushima
by Madoka Fukushima

Thank you and Good bye
さよなら、湘南電車 4
2006.3.17
20:52
 この電車はここを20:51発の筈。
 強風のために宇都宮線に遅れが出ている影響なのか、それとも途中の駅で撮影の人が多かったせいなのか、少し遅れていたようです。

 ドアが開くと共に多くの人が出てきて、ホームで車両と一緒に記念撮影した後、また乗り込んでいる人も…。普通の乗降客とホームで撮影している人も居るし、なんだかバタバタしていて、最終日の残り少ない運行という雰囲気が漂います。

 ヘッドマークは先ほど撮影したので、今度は車両の前後ドア上の行き先表示板を狙うことにしました。
 一番前と最後尾の車両だけに付いていた…らしい。(^_^;)
さようなら湘南電車 さようなら湘南電車
こちらの表示板の文字は『さようなら湘南電車
ジ〜ン…。(T_T)
さようなら113系 さようなら113系
表示板の文字が見えませんが、こちらは『さようなら113系』でした。
車両の後ろまで全部入れたかったのですが、後ろに人が居て下がれず、これがレンズ画角一杯。
発車間際に大慌てで撮ったら、うまく撮れず…。
さよなら、湘南電車
 定刻よりも少し遅れて、電車は当駅を発車。
 それにしても、この時間になっても小さな子ども連れのギャラリーが結構いるのが印象的でした。
 明日は土曜なので、夜更かしも多めに見てもらえるかな。


 この小さなファンは、電車が見えなくなってもずっと線路の向こうを見つめていました。

 トルコギキョウの花束を手にしていたのですが、たまたまだったのか、誰かに渡すつもりなのか。
 既に電車は走り出していて…お父さんかお祖父ちゃんが別の電車の車掌さんなのかしらん?
 ありがとうの気持ちを表したのかも。

 白線の内側ギリギリに三脚を立てて多くのギャラリーが駅毎に待ち構えている状況では、運転手さんも車掌さんも神経を擦り減らしながらの運行でしょう。
 最終運行は大変な状況になるのだろうなぁ…と思いつつも、車掌さんは誇らしげな顔をしているように見えました。

 最終は見送れないけれど、43年間の幕引き間近に立ち会うことが出来て、嬉しい気持ちと寂しい気持ちで一杯でした。
 そんな想いを胸に、駅に到着した家人と共に家路に着いた夜。

 「もしかして一駅滞在最長kiroku?」かと思ったけれど、昔、陸中花輪線(だったかな?)に乗車した時には、プラットホーム上ではなかったものの、待ち時間がもっとあったような…。



◆朝日新聞 2006.3.18夕刊
 東京駅での最終運行出発前の様子を伝える写真が掲載されていましたが…なんだこれは?!というほどの人出でした。押し合いへし合いで、脚立がなければ、姿を納めるのは至難の業だったのでは?
 怪我人の報はなかったようで、何よりです。
 ひとたび事故が起こったら、撮影入場禁止にもなりかねないですから、皆さんくれぐれもお気をつけて。


湘南お天気相談所の2006.3.17の記事、湘南電車「最終日」
 最終運行の辻堂駅での様子です。
 ヘッドマークは私が見た時と同じで、花輪などで飾られたりはなかったようです。遅延は出ていたものの、大きな混乱はなかったようでホッ。
 113系お疲れ様っ!

▲Top

Home/Index/Celestial Index/Celestial Memories *March 17,2006 01/02/03/04 *

Produce and Photo by Madoka Fukushima
Copyright (C)MADOKA FUKUSHIMA 2006
All Rights Reserved.